心も体もリラックス!広島 瀬戸田町のレモン風呂(旅館 つつ井)|会いに行けるご当地レモン♯5

全国各地から発信される「ご当地レモン」に会いに行く企画。有名スイーツや観光スポット、地元の人しか知らないようなグルメ情報まで、日本全国、津々浦々いろいろなレモンを調べてレポートします。第5回は、国産レモンをたっぷり使った「レモン風呂」をピックアップ!まさにレモンの生産地ならではの老舗旅館へ編集部スタッフが行ってきました。

日本で唯一!?一度は体験してみたいレモンのお風呂。

日本で唯一!?一度は体験してみたいレモンのお風呂

瀬戸内海でも有数のレモンの産地であり、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ、しまなみ海道のほぼ真ん中にある生口島の瀬戸田港近くに「旅館つつ井」はあります。

創業は明治43年!2010年に100周年を向かえた「つつ井」は、画家・平山 郁夫の生家が近くにあることから、手記につつ井のエピソードが記されているほど。瀬戸内の活魚料理が評判で、しまなみ街道を走るサイクリストにも人気の宿です。レモン好きの方の中では、「レモン風呂」といえば「つつ井」とピンとくる方もいるのではないでしょうか。早速、レモン風呂のことについて、4代目の筒井 信さんにお話をお聞きしました。
「生口島のレモンの生産量が年々増えていくにしたがって、落ちてしまって商品化できないレモンの数も増加してきました。そんなレモンを使って何かできないかと先代が考案したのがレモン風呂です。現在ではこのレモン風呂用の畑があるくらいですが、当時は町おこしの一環としてはじめたんですよ」
これが話題となり、今ではレモン風呂を目的にたくさんの方が訪れるようになったのだとか。

まるでレモンになったみたい!爽やかな香りに包まれて心も体もリラックス

編集部のスタッフも、順番にレモン風呂に入らせて頂きました!輪切りのレモンがたくさん浮かべられた湯舟に浸かると、ふわっとさわやかな香りに包まれてすっきりいい気分。レモンの酸味が効いているのか、皮膚の薄い部分がちょっとぴりっとする感じです。目の周りなどには気をつけたいですが、お肌はさっぱりしたような気がします。国産レモンがこんなにたっぷりと使われているなんて、とても贅沢な気分になれます!窓の外には穏やかな瀬戸内の海景色が満喫できるのも魅力。

「レモンの輪切りを入れるようになったのは、最近のことです。レモンの良さをもっと引き出せないかと思って、いろいろアイデアを考えています。」と筒井さん。

朝になると、浮かんでいたレモンは沈んでしまうそうなので、レモン風呂は夜の間に楽しむのがオススメです。果肉が入っているので、お湯を循環させることができないのが目下の悩みなのだとか。種などもあるので、お掃除もたいへんそうですね。

「レモン風呂は始めてからとても好評をいただいているので、ご要望がある限り続けていきたいと思っています」

ロビーではウエルカムドリンクとしてコーヒー、紅茶などのほかホットレモンも用意されていて、チェックイン時からレモン尽くし。お料理にもレモンがふんだんに使われているなど、「旅館つつ井」のレモン愛、地元愛がいたるところで感じられる1日となりました。レモン風呂は、1年中楽しめるそうなのでぜひ訪れてみてくださいね!

取材ご協力

旅館 つつ井

旅館 つつ井

年中無休(1/1除く・臨時休業有)
広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田216(瀬戸田港前)
TEL 0845-27-2221
http://www.tsutsui.yad.jp/
レモン風呂は、なんと湯船もレモン型。24時間入れるお風呂もあるので、ゆっくりと身体を休めることができる。

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