博多うどん酒場 イチカバチカ(恵比寿)

国産レモンのブームとともに、注目が集まっているお酒が「レモンサワー」。レモン+焼酎という、シンプルな組みあわせは、多くの居酒屋においてある定番メニューです。日本発祥のステキな飲み物、レモンサワーにこだわりを持った飲食店を紹介していきます。

大衆的な博多料理を楽しめる有名店へ

連載3回目に紹介するのは、恵比寿にある「博多うどん酒場 イチカバチカ」。恵比寿駅の待ち合わせ場所の定番、西口ゑびす像からは徒歩1分のロケーション。東京で本場の博多うどんと豚バラ串が食べられる店として2016年8月にオープン(17年には吉祥寺に店がオープン)して以来、大人気のお店です。そして、意外といえば意外な事実。レモンサワーは、博多料理に相性ピッタリ!同店の一番人気のドリンクだそうです。

さっそく、開店前の準備に忙しいお店におじゃましました。

恵比寿の街にマッチしたクールな外観。

恵比寿の街にマッチしたクールな外観。

でも、一歩店内に入ると雰囲気はホットで、体感温度が上がります。
湯気が立ち上る調理場を囲むようにカウンター席が配置され、その周辺にテーブル席。ドリンクを作るスタンドをはさんだ奥には個室的なテーブル席が並んでいます。

店内風景

さっそく、withレモン編集部は人気ナンバーワンのドリンク「一八(いっぱち)レモンサワー」をオーダーします。

杯を重ねるごとに味の変化を楽しめる魔法の飲み物

最初に「一八レモンサワー」の特徴について、店長の網川さんにお聞きしました。

店長の網川さん

「丸ごとキンキンに凍らせた国産のノンワックスレモンを入れています。レモンが氷の代わりになるので、時間とともにアルコールが薄まっていく心配はなくて、逆にレモンが解凍していくとレモン果汁が少しずつ溶け出して味の変化を楽しめます。この店のオープン時に、若いお客様向けに開発したドリンクですが、今では全世代に支持される看板メニューになりました」

グラスの淵にハチミツを塗って、そこに粗塩をひとまわり。

グラスの淵にハチミツを塗って、そこに粗塩をひとまわり。グラスに口をつけると、ざらざらした塩の感触とともに甘しょっぱい味に覚醒します。そして、のど越しはシャープでドライ。口の中がすっきりさわやか。もう、夕方ですが、やっと目が覚めた気がします。ちなみに、一八レモンサワーのベースは焼酎かウォッカの選択制。今日は、大半のお客さんが選ぶ焼酎ベースでいだだきます。

中のお代わり(300円)は必須です。一杯目はすぐなくなって、わたしたちも2杯目へ。中のお代わりは「やかん(5杯分)」でお願いしました。

1杯目を開けるのが早かったせいもあって、レモンはまだキンキン状態。2杯目は、少し間を置いてレモンが溶け出すのをじっと待ちます。するとどうでしょう、まるで別の飲み物のよう!シャープな輪郭がぼやけた分、レモンの甘みと酸味がじんわり感じられて、ドリンク全体がカラダにしみ込んできます。3杯目~4杯目と杯を重ねるごとにレモン果汁とアルコールがしみ込む感じが増していきます。

一八レモンサワー 600円(税別)

一八レモンサワー 600円(税別)

中お代わり「やかん」 1500円(税別) 炭酸 300円(税別)

中お代わり「やかん」 1500円(税別)
炭酸 300円(税別)

バリエーション豊富なレモンサワーメニュー

凍ったレモンを氷代わりに入れるサワーのメニューは、ほかにもありました。5種類揃った「九州レモンサワー(550円)」は、九州各地の個性的な焼酎をベースにして、強炭酸と凍結レモンを足したもの。ラインナップは以下の通りです。

九州レモンサワー 各550円(税別)

※写真はイメージです

九州レモンサワー 各550円(税別)
熊本(米焼酎)レモンサワー/鹿児島(芋焼酎)レモンサワー/沖縄(泡盛)レモンサワー/宮崎(蕎麦焼酎)レモンサワー/大分(麦焼酎)レモンサワー

通常は1/6のカットレモンをおつけして提供しております。
追加料金にて氷結レモンに変更ができます。

「こちらは焼酎の味を楽しみたいという方に。焼酎に炭酸が入ると香りがふわーっと立つんですね。個性がより引き立ちます。あとは飲みやすさを追求したちょっと甘めのレモンサワーもけっこう人気です」

レモンティーサワー 550円(税別)

レモンティーサワー 550円(税別)

お言葉に甘えて、「レモンティーサワー(550円)」をいただきます。口当たりはやさしく、味わいは甘くまろやか。メニューには蜂蜜レモンサワーなどソフトドリンク系レモンサワーが5つ並んでいて、どれもジュース感覚の甘い味わいが楽しめます。

博多料理の定番メニューは、レモンサワーと相性ばっちり

豚バラ6本盛り 680円(税別)

豚バラ6本盛り 680円(税別)

レモンサワーに合う料理をふた品作っていただきました。ひとつ目は定番中の定番、国産豚肉の「豚バラ6本盛り(680円)」。味付けは3種類あって、左から2本ずつ、<味噌・塩・タレ>の順で並んでいます。

「味の薄い順に食べるのがおすすめです。最初は、塩。七味とホワイトペッパーの香りも加わって、とてもあっさりした味わいです。ふた串目は、タレ。九州産の醤油がベースとなった甘さを微妙に感じる特製のタレをたっぷりぬっています。そして最後は、味噌。前の日から肉を特製の味噌に漬け込んで味をなじませています。香ばしいでしょ」

おっしゃる通り、同じ食材なのに3度違ったおいしさを楽しめて贅沢している気分に。串の味が変わるたびレモンサワーで口の中を整えていると、いつのまにか「やかん」の中身はどんどん減っていきます。

ゴマカンパチ 680円(税別)

ゴマカンパチ 680円(税別)

ふたつ目は海の幸からの定番メニュー「ゴマカンパチ(680円)」。自家製のゴマダレに漬け込んだカンパチの食感はコリコリ。刻んだ大葉と長ネギ、海苔がトッピングされていて、薬味はワサビとショウガ。香りと味、そして歯ごたえの面までコントラストが効いていて、さまざまな刺激を得られる一品です。そして、最終的には「やかん」の中身はほぼ空になってしまいます。

レモンの清涼感が料理をよりおいしく彩る

人気の料理メニューを教えてください。

人気の博多うどんメニュー

「うちの常連客の5割~6割は九州出身者の方なので、やっぱり豚足や明太子を使った料理やモツ煮込み、おきゅうと(海藻加工食品)といった博多の名物料理はどれも人気です。

博多うどん

そして締めは、博多うどん。『コシではなくダシで食べるうどん』と銘打っていますが、地粉は福岡県産のニシホナミを100%使用。生地を練り上げてから丸一日熟成させているので、やわらかいのに食べ応えのある博多うどん特有の食感を生み出しています。ダシは、昆布・いりこ・節物に加えて、焼スルメ・アゴ(トビウオ)・ホタテ貝柱・サバ節を使って力強い味に仕上げています。つい最近、九州のチャンポンと関東のタンメンのいいとこ取りをした特製のたんめんを食べられる姉妹店『博多たんめん酒場』が近所にオープンしましたが、こちらでもレモンサワーは大人気です」

どうして、博多の料理がレモンサワーに合うのでしょうか?

「どの料理もけっこうしっかりした味付けをしているので、さっぱりとしていて清涼感あるレモンサワーを頼まれる方が多いんでしょうね。2日間でひと箱30kgのレモンが全部なくなるほどの人気ですから」

レモンサワーがこれほど支持されているのは、現在のところ東京ならではの現象だそうですが、今後、日本全国に広がればうれしいことです。

取材ご協力

博多うどん酒場 イチカバチカ 恵比寿店

博多うどん酒場 イチカバチカ 恵比寿店

東京都渋谷区恵比寿南1-8-9
03-5724-3130
月~金 11:00~15:30、17:00~26:00
土 12:00~24:00
日 12:00~23:00
無休
http://ichikabachika.com/

INFORMATION
博多の居酒屋文化が楽しめるイチカバチカの姉妹店「博多たんめん酒場」が4月18日に恵比寿にオープンしました!

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