自宅でできるレモンティーの作り方。おすすめアレンジレシピで冬のほっこりティータイムを楽しもう♪

爽やかさと酸っぱい香りでリフレッシュできるレモンティー。紅茶にレモンを浮かべるだけではもったいないほど、魅力のつまった飲みものなのです!今回は特別に、フードスタイリストの大越洋子さんにレモンティーに合う茶葉の選び方と、おすすめのレモンティーのアレンジレシピを教えていただきました。奥深いレモンティーの世界を知って、ホッとひと息しませんか?

レモンと相性の良い茶葉ってあるの?

レモンと相性の良い茶葉ってあるの?

左から、アールグレイ、キャンディ、ニルギリ

紅茶の世界は奥が深そうですが、レモンティーにおすすめの茶葉ってあるのでしょうか。まずは大越さんにぴったりの茶葉を聞いてみました。おすすめなのは「キャンディ」と「ニルギリ」だと語る大越さん。

●キャンディ
「水色(すいしょく)の濃い紅茶なのに渋みが少なく、香りも穏やかでレモンの風味を引き立たせてくれます」。

●ニルギリ
「クセがなくすっきりとした味わいで、ホットでもアイスティーにしてもクリアな色に仕上がります」。

どちらの茶葉にも言えることは「タンニン」が少ないことなのだそう。どうして「タンニン」が少ないものがレモンと相性が良いのでしょうか?
「レモンの『クエン酸』に茶葉が反応して、渋みやえぐみが出やすくなってしまうのを防ぐためです。また、紅茶の色素の一つ『テアフラビン』も『クエン酸』に反応して色が薄くなってしまうのです。紅茶は茶葉のサイズによって等級が分けられています。『ブロークン』という水色が濃くて香りの強いサイズのものを選んでみてくださいね」。

おすすめの二種が手に入らない場合は、香り高い中国種の茶葉が入った「アールグレイ」で代用しても良いのだそう。
「『アールグレイ』は茶葉のことではなくて、柑橘類の『ベルガモット』で香りづけしているフレーバーティー。爽やかな香りはレモンとの相性がとても良いです」。

科学実験のようですが、レモンティーのおいしさを引き出すのはとても繊細なのですね。茶葉について学んだら、ますますレモンティーが飲みたくなりました。おいしいレモンティーの淹れ方を教えてください!

レモン好きなら知っておきたい、おいしい淹れ方

レモン好きなら知っておきたい、おいしい淹れ方

レモンと相性の良い茶葉を教えてもらったので、おいしさを最大限に引き出す淹れ方も知りたいですよね!大越さん直伝の正しい淹れ方をマスターすれば、いつでもおいしいレモンティーを飲むことができます。特別な道具は必要ないので、さっそく自宅で実践してみてくださいね。

【基本の手順】
1.紅茶を淹れる分(1杯分150~160ml)と、茶器を温めるのに十分なお湯を沸かす。

2.ティーポットとティーカップにお湯を注ぎ温めておく。

3.ティーポットからお湯を流して、計量した茶葉を入れる。ティーカップ1杯分は、ティースプーン1杯(2.5~3g)が目安。

4.沸騰したお湯を飲む分だけ勢いよくティーポットに入れ、2分半~3分程度蒸らす。

POINT!
お湯は沸騰直後(100℃)のものがよく、ぬるかったり長時間沸騰させ続けたお湯では紅茶の香気成分がよく出ない。※1

5.温めたティーカップに茶こしを使って注いでいく。2人分以上を一度に淹れる場合は、濃さが均一になるように何度かに分けて回し淹れる。

POINT!
紅茶のエキスが濃縮された、最後の一滴“ゴールデンドロップ”まで注ぐ

6.薄くスライスしたレモンをティーカップに入れる。

POINT!
長時間浸すと渋みが出るので、レモンの香りを移したらすぐにティーカップから引き上げる。

手順を守って丁寧に淹れることで、雑味のないすっきりとしたレモンティーが味わえるのだそう。基本をマスターしたところで、次はアレンジレシピを教えていただきましょう!

アレンジ1 スパイス香る!レモン&ジンジャーティー

アレンジ1 スパイス香る!レモン&ジンジャーティー

定番も良いけれど、自分好みのアレンジレモンティーも飲みたくなりませんか?生姜とカルダモンを加えることで、風味に広がりが生まれ、まるでミルクを入れる前のチャイのよう。飲むと体がポカポカしてきます。スパイスによって、レモンの酸味が絶妙に引き出されるので、食後の口直しにもぴったりです!

【材料(一人分)】
・茶葉(キャンディ、ニルギリなど)…ティースプーン1杯
・熱湯…160ml
・レモンスライス…1枚
・生姜…薄切り2~3枚分を千切りにしたもの
※お好みで増減してOK
・てんさい糖(サトウダイコンの根からとった砂糖)…ティースプーン山盛り2杯
※お好みで増減してOK
※普段お使いの砂糖でもOK
・カルダモン(ホール)…3粒

【作り方】
基本の手順1~3の通り準備して、茶葉と一緒に生姜の千切りとカルダモンをポットに加える。5まで手順通りに作ったら、カップの紅茶にてんさい糖を溶かして、レモンを浮かべる。

【ワンポイントアドバイス】
生姜はすりおろさず、千切りにするとえぐみが出ません。糖分を加えると、レモンティーの香りと生姜の味が引き立ちます。

アレンジ2 大人だけの贅沢。魅惑のホットレモンティー

アレンジ2 大人だけの贅沢。魅惑のホットレモンティー

洋酒がふわっと香るレモンティー。オレンジ・リキュールの「グランマニエ」が入ることで、レモンの爽やかな香りと相まって至福の湯気を感じられるはず!寒い日、頑張った日にはこれを飲んで、ホッとしましょう。「大人で良かったなあ」と感じられるリラックスタイムのための一杯です。

【材料(一人分)】
・茶葉(キャンディ、ニルギリなど)…ティースプーン1杯
・熱湯…160ml
・レモン果汁…ティースプーン1杯
・オレンジリキュール(おすすめは「グランマニエ」)…ティースプーン1杯
※お好みで増やしてもOK
・はちみつ…ティースプーン1杯
※お好みで増やしてもOK

【作り方】
基本の手順1~5の通り紅茶を淹れたら、カップに注いだ紅茶にレモン果汁、オレンジリキュール、はちみつを加えてよく混ぜる。
※オレンジリキュールはお酒なので、お子さまが召し上がる場合は入れないでください。
※お酒を入れない場合もはちみつを使用しているため、1歳未満(乳児)のお子さまはお召し上がりにならないようご注意ください。

アレンジ3 グラデーションが美しい。レモンゼリーアイスティー

アレンジ3 グラデーションが美しい。レモンゼリーアイスティー

左:レモンゼリー、中央:クラッシュしたもの、右:完成品

レモンティーはホットだけでなく、アイスにしてもおいしい!デザートのようなドリンクのような不思議な食感に夢中になるはずです。ぷるんとした甘酸っぱいレモンゼリーと、アイスティーの二層が美しく、思わず見とれてしまいそう……。誰かと分かち合いたくなるような新しいおいしさなので、パーティーのドリンクにも向いています。

【材料(300mlグラス一杯分)】
・粉ゼラチン…2g
・水…15ml(大さじ1)
・熱湯…50ml
・レモン果汁…25ml
・グラニュー糖…25g
※お好みの砂糖で代用OK
・紅茶…150ml(市販のアイスティーでも可)
・はちみつ…小さじ1
・氷…適量

【作り方】
1.グラスに水15ml(大さじ1)を入れ、粉ゼラチンを混ぜ合わせてよく混ぜる。20分ふやかしたあと、熱湯50mlを加えてさらに混ぜてゼラチンを溶かす。
2.レモン果汁とグラニュー糖を加えて混ぜ合わせたら、冷蔵庫で冷やし固める。
3.ゼリーが固まったらスプーンなどで細かくクラッシュして、はちみつを加えて冷やした紅茶を注ぎ、氷を浮かべる。
※はちみつを使用しているため、1歳未満(乳児)のお子さまはお召し上がりにならないようご注意ください。

おわりに

今回教えていただいたのは簡単なのに、新しい発見のあるアレンジレモンティーばかり。フレッシュなレモンが手に入ったら、ぜひ自宅で作ってみてはいかがですか?その他にもレモンティーのアレンジは自由自在。ご紹介した「おいしい淹れ方」「アレンジレシピ」を参考に、自分好みのレモンティーを見つけて、ティータイムに彩りを加えてみてくださいね。

※1 参考出典先:http://www.tea-a.gr.jp/make_tea/

取材ご協力

フードスタイリストの大越洋子さん

フードスタイリストの大越洋子さん

食品メーカーの商品開発やレシピ開発のほか、八百屋さんの経験を活かして農産物を主体とする素材の調達も行う。また合同会社ザ・ファームズ代表として、旬の果物を使ったイベントを企画運営している。

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この記事を書いた人

withレモン編集部

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withレモン編集部は、おいしいスイーツ、おしゃれなファッションなどのトレンド情報から、レモンのあんなこと、こんなことまで、ライフスタイルにあったレモンに関する情報を幅広く紹介します!

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