2019年のグルメトレンド「モクテル」とは? プロに聞く、夏に飲みたいレモンモクテルのレシピ☆

今、グルメ業界で話題の「モクテル」。「お酒は飲まないけれど、おしゃれなバーの雰囲気を楽しみたい」という方にぴったりの最旬ドリンクなんです!今回は、ドリンクスタイリストの齋藤 久平(さいとう きゅうへい)さんに、簡単に作れるレモンを使ったモクテルのレシピを教えていただきました!夏のホームパーティーはクラフト感のあるモクテルで、いつもよりちょっとおしゃれに涼んでみませんか?

見た目はカクテル。でも、ノンアルコール。注目の「モクテル」とは?

見た目はカクテル。でも、ノンアルコール。注目の「モクテル」とは?

「モクテル」という言葉をはじめて耳にした方も多いはず。まず「モクテル」とは何でしょうか?

「英語で『偽りの、見せかけの』という意味の『mock(モック)』と『cocktail(カクテル)』を組み合わせた造語です。お酒は弱いけれど、バーや酒場の雰囲気が好きという方向けに、近年ロンドンの若者を中心に人気に火が付いています。ソフトドリンクやジュースと決定的に異なる点は、ただグラスに注ぐだけではないということ。自分や相手の好みを考えながら工程を踏んで作ることで、まるでカクテルを飲んでいるかのような非日常体験を味わうことができるんです。お酒が好きな人も、お酒が飲めない人も一緒になって楽しめることも魅力です」

齋藤さんの流れるような手さばきを見ながら、説明を聞いているだけでほろ酔い気分に(お酒じゃないのに)……。齋藤さん、レモンを使ったモクテルをお願いできませんか!?

レシピ1:大葉とブルーベリーのレモンモヒートスタイル

レシピ1:大葉とブルーベリーのレモンモヒートスタイル

「それでは、定番のミントの代わりに、食トレンドである“和ハーブ”の大葉をあしらったノンアルコールのレモンモヒートはいかがでしょうか?夏が旬の大葉は入手しやすく、ミントよりも値段も手ごろなのが嬉しいポイントです」
しぼりたてのフレッシュなレモン果汁にブルーベリー、刻んだ大葉を混ぜると、和と洋がグラスの中で絶妙にマッチング。不思議なことに、赤シソのようなエッジの効いた味と色に変身しました!ジュースでは決して味わえない感動に思わず杯が進みそう。

【材料(一人分)】
・レモン果汁…10ml
・大葉…2枚
・ブルーベリー…6粒
・ガムシロップ…15ml
・炭酸水…150ml
・らせん型レモンピール(飾り用)…1枚(レモンピール1/2個分)

【作り方】
1.グラスにレモン果汁、ブルーベリー、ガムシロップ、手でちぎった大葉を入れたら、すりこぎでつぶして香りを出す。
2.らせん型に切ったレモンピールを飾りつけてから氷を入れ、炭酸水の半量を注いでよく混ぜる。
3.残りの炭酸水を注いだら、軽く混ぜストローを挿して完成。

らせん型のレモンピールは氷を入れる前に飾りつけると、ガラスの側面から見てもぐるりときれいな曲線が描けますよ

【ワンポイントアドバイス】
「本来、カクテルのガーニッシュ(飾り)は最後にあしらいますが、らせん型のレモンピールは氷を入れる前に飾りつけると、ガラスの側面から見てもぐるりときれいな曲線が描けますよ」

レシピ2:バジル香るトロピカルレモンスマッシュ

レシピ2:バジル香るトロピカルレモンスマッシュ

続いて齋藤さんに教えていただいたのは「トロピカルレモンスマッシュ」。
「『ミントやハーブをつぶしてシェイクする』というレシピのカクテルを、ドリンク業界では、“スマッシュ”というんです。ご家庭であればその工程はミキサーで代用できるので、ぜひ作ってみてくださいね」
レモン果汁と南国フルーツ、バジルをミキサーにかけることで生まれる、とろっとした飲み口はクセになるおいしさ。「バジル=料理に使うハーブ」という一般的なイメージを一新するモクテルです。レモンの酸味が果実の甘みとバジルの香りを際立ててくれるだけでなく、スムージーのように飲みごたえもある一杯。グラス片手に南国気分を満喫してみませんか?

【材料(一人分)】
・レモン果汁…10ml
・スイートバジル…3~4枚
・ドライマンゴー(3~4時間程度水で戻したもの)…50g
・パイナップルジュース…90ml
・ガムシロップ…10ml
・レモンスライス(飾り用)…2枚
・スイートバジル(飾り用)…1房

【作り方】
1.レモン果汁、パイナップルジュース、ちぎったスイートバジル、あらかじめ水で戻しておいたドライマンゴーをなめらかになるまでミキサーにかける。
2.グラスに氷を入れ、「1」を注いだら軽く混ぜる。
3.レモンスライスとスイートバジルを飾り、ストローを挿したら完成。

ご家庭で気軽に作るなら水で戻したドライマンゴーがおすすめ

【ワンポイントアドバイス】
「生のマンゴーは少し高価なので、ご家庭で気軽に作るなら水で戻したドライマンゴーがおすすめ。3~4時間程度、芯まで柔らかくなるまで水で戻してミキサーにかけると、とろっとした舌ざわりになります。余った水はモクテルに使わずに捨ててくださいね」

レシピ3:ブラックペッパー入りレモントマトニック

レシピ3:ブラックペッパー入りレモントマトニック

最後に、キリっとした味が好みという方向けに「レモントマトニック」を教えていただきました。
「フレッシュトマトと黒コショウというイタリア料理に欠かせない組み合わせもレモンと好相性です。二種類の方向性の異なる豊かな酸味がうまくマッチします」
スパイシーでやみつきになる、ジントニックのような本格ドリンクが自宅で楽しめるなんて贅沢すぎますよね。ほんのりビターなトニックウォーターがレモンの香りと相まって後味をさらに爽快にさせるので、甘い飲みものが苦手な人にも喜ばれそう!

【材料(一人分)】
・レモン果汁…10ml
・ミニトマト(半分にカットしておく)…3個
・トニックウォーター…140ml
・ブラックペッパー…少々
・くし形V字カットレモン(飾り用)

くし形切りをおしゃれにアレンジした切り方はこちらをチェック!

【作り方】
1.グラスにレモン果汁とミニトマトを入れて、すりこぎでつぶす。
2.氷を入れてトニックウォーターを注ぎ、軽く混ぜる。
3.ブラックペッパーをふり、V字にカットしたレモンを飾れば完成。

ミニトマトはすりこぎでしっかりつぶしてレモン果汁と混ぜると、ジューシーさがアップし、トマトジュースでは出せない軽やかな飲み口になりますよ

【ワンポイントアドバイス】
「ミニトマトはすりこぎでしっかりつぶしてレモン果汁と混ぜると、ジューシーさがアップし、トマトジュースでは出せない軽やかな飲み口になりますよ」

おわりに

「モクテルはコミュニケーションの道具」と語る齋藤さん。お酒が苦手な方でも気軽に飲めて、その場を楽しくしてくれるのだとか。また、今回齋藤さんに教えていただいたレモンモクテルに使われているのは、どれもスーパーマーケットで揃えられる食材ばかり。ノンアルコールなカクテルなので、ひと工夫を加えるだけでジュースやソフトドリンクとは異なる上質な気分を味わえそうです。クラフト感あふれるモクテルを作って一人だけの愉しみにするのも良いですが、仲間や友人、家族などと感動をシェアしてみてはいかがですか?

おわりに

取材ご協力

ドリンクスタイリストの齋藤 久平さん

ドリンクスタイリストの齋藤 久平さん

シーンに合わせた飲み物でHygge(ヒュッゲ。デンマーク語で「居心地よい時間や空間」という意味)を伝えるドリンクスタイリスト。10年間のホテル勤務時代に磨いたおもてなしスキルでお客様に心地良い時間を提供している。レシピ開発からメニュー監修、イベント企画、レッスンまでマルチに活動中。ソムリエ、薬膳ハーブ酒ソムリエJr.、ハーブティーソムリエ、温泉ソムリエなどさまざまな資格を持ち、特にボタニカルドリンクや誰でも作れるレシピ考案に定評がある。
「ドリンクスタイリングの現場では、レモンは味のバランスを整えるのに重宝しています」。
Web:http://saitokyuhei.com
Instagram:https://www.instagram.com/drinkstylist_kyuhei/

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