手作り「レモンバスボム」で、シュワシュワ微炭酸風呂☆

みなさん、4月26日は「よい風呂の日」って、ご存じでしたか?いつもはシャワー派という方も、のんびり湯船に浸かりたい方も、バスタイムの過ごし方をこの機会に見直してみるのもいいかもしれませんね!今回は、いつものお風呂がもっと楽しくなる入浴剤「レモンバスボム」の作り方を、AEAJ認定アロマテラピーインストラクターの資格を持つ竹内エツコさんに教えてもらいました。シュワシュワの微炭酸とフレッシュな香りで癒されること間違いなしです♪

バスボムって、カンタンに作れるの?

バスボムって、カンタンに作れるの?

バスボムは何でできているか知っていますか?
今ではエコな掃除グッズとして一般家庭にも広まった、「重曹」と「クエン酸」です。
バスボムをお湯に入れると出てくる、たくさんの小さい泡は、アルカリ性の「重曹」と酸性の「クエン酸」が水に溶けたときに発生する二酸化炭素。この2つを水ではなく無水エタノールで固めるだけで、誰でも簡単に手作りできるのです!
今回は、レモンの香りをつけたレモンバスボムを作りましょう。
「一日の疲れをリフレッシュしたいバスタイムには、レモンのさわやかな香りがぴったりです。また、重曹には軽いピーリング効果があります。お肌への効果も期待できるので一石二鳥ですよ!」と、竹内さん。レモンの香りでリラックスもできそうですね!では早速バスボムの作り方を教えてもらいましょう♪

では、さっそく作ってみましょう!

では、さっそく作ってみましょう!

【用意するもの】(約8cm×6cmの型で約2個分目安)
・重曹…100g
・クエン酸…20g
・無水エタノール…5ml
・レモン精油(肌が弱くてピリピリ感じる方は、香りがレモンに近い“メイチャン”や“レモングラス”がおすすめ)…5滴
・食用色素の黄色(液体タイプ)…1~2滴
・乾燥ハーブ(お好みのもの。今回はローズのつぼみ、ローズマリー、ローズ、カレンデュラを用意。ハーブティーとして販売されているものでも可)…適量
・紙コップ(底が深いものがおすすめです)…1個
・量り
・割り箸
・スプーン
・食品用ラップフィルム
・成型する容器(プリン型やシリコン型などなんでもOK。今回はレモンケーキの型を使用)

※重曹やクエン酸は食用にできるものを使用してください。
※レモンケーキの型を使う場合は、使用後にしっかりと洗ってください。

「重曹とクエン酸の割合は“5:1”、無水エタノールはバスボム1個に対して2-3mlが目安です。精油は、成分表示に「精油」と書かれているかを要チェック。エタノールや界面活性剤など、精油以外の成分が書かれているものは避けましょう」。そして、3歳未満のお子さまは使用しないように注意してくださいね!

レモンバスボムの作り方

1.紙コップに重曹100g、クエン酸20gを入れて箸でよく混ぜる。

1.紙コップに重曹100g、クエン酸20gを入れて箸でよく混ぜる。

POINT ダマがあるとキレイに成型できないので、全体がサラサラになるまで混ぜる。

2.無水エタノール5mlを入れて、全体がしっとりするまで混ぜる。

2.無水エタノール5mlを入れて、全体がしっとりするまで混ぜる。

POINT 無水エタノールが全体に行き渡らないと固まらないので、底までしっかりと混ぜる。

3.精油を5滴入れ、さらに混ぜる。

3.精油を5滴入れ、さらに混ぜる。

POINT 最大5滴のなかで、お好みの香りとブレンドするのもおすすめです。
※まとめていくつか作る場合は、バスボム1個につき精油5滴までにしましょう。

4.食用色素を1滴入れ、色をつける。もう少し濃くしたい場合はさらに1滴加える。

4.食用色素を1滴入れ、色をつける。もう少し濃くしたい場合はさらに1滴加える。

5.全体に色が行き渡るまで、底までしっかり混ぜる。

5.全体に色が行き渡るまで、底までしっかり混ぜる。

6.乾燥ハーブを入れ、よく混ぜる。

6.乾燥ハーブを入れ、よく混ぜる。

7.容器に詰める。ふちまでいっぱいに入れる。

7.容器に詰める。ふちまでいっぱいに入れる。

8.食品用ラップフィルムをかぶせ、手で力を入れて押し込む。もしくはスプーンの背で押し付ける。固めた上から残っている6を入れて繰り返す。

8.食品用ラップフィルムをかぶせ、手で力を入れて押し込む。もしくはスプーンの背で押し付ける。固めた上から残っている6を入れて繰り返す。

POINT 6が中途半端に余ってしまったら、ラップに包んで丸めてもOK。おにぎりを握るように、ゆっくりと圧をかけながら固めるのがコツ。

9.10分程度乾燥させる。しっとりしていた表面がサラサラに変化し、指で押してもへこまなければ固まった証拠。

9.10分程度乾燥させる。しっとりしていた表面がサラサラに変化し、指で押してもへこまなければ固まった証拠。

10.型をひっくり返し、底を軽く叩いて取り出す。

10.型をひっくり返し、底を軽く叩いて取り出す。

ラッピングしてプチギフトにしても♪

ラッピングしてプチギフトにしても♪

「いつもありがとう!」「お疲れさま」の気持ちを込めて、手づくりしたバスボムをプレゼントしてみませんか?
100円ショップで手に入るアイテムだけでも、こんなに可愛く仕上がります。ワックスペーパーでキャンディ包みにしたり、クリアパックに入れてシールを貼るだけで、テクニックいらず。ただし、レモンそっくりなのでくれぐれも間違えて食べないように!素敵なバスタイムをまわりの人にもシェアしてくださいね♪

おわりに

「慣れると5分もあれば成型までできちゃいます」と竹内さん。混ぜるだけなので、小さなお子さまと一緒にできるぐらい簡単です。ぜひチャレンジしてみてくださいね!一日の終わりのリフレッシュタイムが、弾ける泡とレモンのフレッシュな香りに包まれて、より充実したものになりますように♪

あわせて読みたい☆

レモンの香りでお家を華やかに♪手作りレモンキャンドルの作り方

その他のレモンのハンドメイド記事はこちら

取材ご協力

アロマテラピーインストラクターの竹内エツコさん

アロマテラピーインストラクターの竹内エツコさん

プロバーテンダーの経歴を持つ。バーテンダー時代に培ったおもてなしの心、お客様に癒しの空間を提供したいという想いを元に、異業種であるアロマテラピーの世界へ。豊富な知識と経験が高く評価され、「カネボウトータルビューティーアカデミー」や大学、化粧品会社社員への指導など、多方面でアロマテラピー講師として活躍。またアロマテラピーを通じて出合った手作り石けん、アロマキャンドルの世界に魅了され、石けん・キャンドルの両資格も取得、”アロマテラピー”と”石けん”そして”キャンドル” 3分野のインストラクター資格を持つ数少ない講師として、”癒し”のエキスパートを目指している。2012年よりアロマと手作り石けん、キャンドルのスタジオ「Studio Sou」代表講師を務める。
https://studio--sou.com/

こちらの記事もおすすめ

この記事が気にいったらシェアしよう

この記事を書いた人

withレモン編集部

withレモン編集部

withレモン編集部は、おいしいスイーツ、おしゃれなファッションなどのトレンド情報から、レモンのあんなこと、こんなことまで、ライフスタイルにあったレモンに関する情報を幅広く紹介します!

関連カテゴリ・キーワード